supuya nepkor ci=nukar ruwe ne rokokay.
私は煙のように見てしまったのでした。
sipuni kamuy,atuyka un ka
浮き上がった神様が海面に
supuya arpa atuy ka un,arpa
煙が海の上に行った
supuyaha hinakun arpa,hi ya
その煙がどこへ行くのか
supuyaatte a=kor yupo utar okake ta supuyaatte poka a=ki na’ ari[122] an pe a=ye kane,
煙を立てる、兄たちの死後に煙を立てることだけでも私はするよ』ということを言いながら、
kotan supuya kur ka isam ruwe ne ya
村に炊事の煙がのぼる様子もないのか
sipuyne supuyaat kane sir'an hine
わずかにかまどの煙が上がっているようでした。
canan supuya at kane siran hine
うっすら煮炊きの煙が上っているので
canan supuyapo at kane sir'an hine
うっすらかまどの煙があがっているので
canan supuyapo cise kitay wa
薄い煮炊きの煙が、家の屋根に
pan supuyapo at kor an siri
薄い煙があがっている様子が
eun supuya at kor siran hi anakne
そこに煙が立っているのは
eun supuya at kor an uske un
そこに煙が立っている場所へ
pan supuyapo a=nukar hine...
かすかに煙が立っているのが見えました。