oraun itak hawe a=nu hawe ene an hi… an hi.
そして言葉を発したのを私が聞き取ったのは次のようなことであった。
oraun asinuma anakne cip osor ta たか
私は舟の艫でなくて、
oraun cip sapa ta eci=i=asi wa eci=sap yakne,
舟の頭に私を立てて、川を下れば
oraun kamuy a=ne a p ora ki wa kusu kamuy ne wa kusu,
私は神であるがわからないので、
oraun tan cip or o p opitta
それから、この舟のものを全部
oraun nerok cip or o p anak
それから、その舟に入っていたものは、
oraun nea armoysam un kotan or un paye=an akusu
それから、その山向こうへ、村へ私達は行くと
oraun hotke=an... tunas hotke=an kusu
それから寝て、早く寝るように
oraun isam yakka iteki cis=an pe ne na.
だからいなくなっても泣いてはいけないものなのですよ。
oraun tono kotan wa maciya kor tono oro wa
それから和人の町の殿さまから
oraun ene iki hi kor, apeoy or un retarpas ponno uk hine
それからどうしたかというと、炉から灰を少しとって
oraun kane pon kasa kasa... kasa cikitay
そして、金の小笠、笠のてっぺんでは
oraun hopuni=an hine monoa=an akusu
そして私は起き上がって静かに座ると
oraun okake ta ponmenoko raypasrota kor
すると、その後で若い女は、ひどくののしると
oraun asinuma anak okuran(?) kane wa
それから私のほうは(?)
oraun n… hike a=yupi turano an a p
それから、私は兄と一緒にいたのだが
oraun huype or emus kuspare wa a=i=kopunpa wa a=e
それから肝臓を刺身にして私たちにくれたので食べてみた