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paykar easir kucasanke=an ranke p ne… pe ne hikusu

春になるとやっと、猟期を終えて村に帰るという習慣になっていたので

出典：平取町アイヌ口承文芸

平賀さだも

沙流

pakno sitoma pa p isam pe kinasut ne wakusu

これほどまでも恐れられるのは蛇なので

出典：平取町アイヌ口承文芸

平賀さだも

沙流

pakno sitoma pa p isam pe a=katuhu ne wa kusu

これほど恐ろしいものはないというのが私の姿なので

出典：平取町アイヌ口承文芸

平賀さだも

沙流

paye=as awa

行って

出典：平取町アイヌ口承文芸

貝澤とぅるしの

沙流

pakno a=enukosne p isam pe

私は一番腹が立つのが、

出典：平取町アイヌ口承文芸

貝澤とぅるしの

沙流

paye=as ayne

行ったあげく

出典：平取町アイヌ口承文芸

貝澤とぅるしの

沙流

pasrota=an ka ki kor an=an oraun

罵ったりしながらいた。それから

出典：平取町アイヌ口承文芸

貝澤とぅるしの

沙流

paro un a=osura akus konotcupu tek hine

口に投げ入れると、そいつはさっと口を閉じて

出典：平取町アイヌ口承文芸

黒川てしめ

沙流

parkayastek hine an ruwe ne hine

そいつは大口を開いていて、

出典：平取町アイヌ口承文芸

黒川てしめ

沙流

paro un a=osura noyne ne ruwe ne kusu

口に投げられそうなので、

出典：平取町アイヌ口承文芸

黒川てしめ

沙流

paroho un a=osura kor ora nani kor wa... kor sietaye,

その口に投げられると、そいつはすぐに女、子供を持って退いていき、

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黒川てしめ

沙流

paraparak kor

泣き叫びながら

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平賀さだも

沙流

parunkur a=ne, sisam itak ka a=easkay.

雄弁で日本語も良くでき、

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平賀さだも

沙流

pak weysampekor pe ne.”

これほどまでに精神の悪い者なのだ」

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平賀さだも

沙流

paye=an.rewsi=an pa ayne

行った。泊まって

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平賀さだも

沙流

paye=an ruwe

来た様子は

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平賀さだも

沙流

paye=an hum ko

行く音が

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平賀さだも

沙流

paye=an ruwe

行ったのは

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平賀さだも

沙流

paye=an ayne

うちに

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平賀さだも

沙流

pa epitta

一年中

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平賀さだも

沙流

kampisos

pa

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方言

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