自分に移った場合koturse. wen siyeye koturse.
悪い病気が移った
okitarunpe と言ったら、わし自分言ってるけれどその okitarunpe ってどんなものかって分からないんだわ。 okitarunpe so kar と言うからやっぱりアイヌの編んだもんの立派なもんでしょう。
オキタルンペと言っているが、そのオキタルンペというものがどういうものかは(私は)分からない。オキタルンペの座を作ってと言うから、やっぱりアイヌの編んだものの立派なものでしょう。
*at ... siyoka un inkar=an ったら、自分のお父さん uymam から帰ってきたけどその horkew おらんもんだからがっかりして何も起きてられんくなって、寝ておるのを見えたって。そうだからこういうこういうことお母さんがしていじわるして自分に怒って何も食わせてくれなかったから自分はお母さんの見えるところに死んではならんと思って死にたいつもりで歩いていたら人に拾われてこういうこういう人のところにおるからということをお父さんに夢を見らせたんだって。そうしたら今度お父さん何かちょっこり背負って自分の宝ものでお礼しようと思って背負ってきて、
後を見ると、と言うのは、自分のお父さんが交易から帰って来ただろうかと思って見てみると、お父さんは帰って来たものの犬がいないので気を落として伏せっているのが見えた。だから、お母さんが自分に意地悪して怒って何も食べさせてくれなかったので、お母さんの見えるところで死んではいけないと思って、(どこかで)死のうと思って歩いていたら人に拾われて、こうこうこのような人のところにいるので、ということをお父さんに夢に見させたのだと。するとお父さんは、(犬を世話にしてくれている人に)少しお礼をしようと宝物を背負ってやって来て、
tane kani osikkus kusu k=arpa kusu nekusu 自分今、トイレさ行くんだってこと言うんでないの?
私は小便するために私は行くので……
a=hoppa wa kamuy kotan まあお父さんが可哀そうだけれど、自分も神様の国に帰らなきゃならんから自分のも神様の国へ帰るからってお父さん置いて帰っていったって。
私はお父さんを置いて神の国に戻った。お父さんが可哀そうだけれど、自分も神様の国に帰らなければいけないから、お父さんを置いて帰っていったのだと。
(川上)…っていうuwepeker(散文説話)たくさんある。突然泊まるお客さんができるんだから、自分たち着て寝るばかりでなく、やっぱり泊まる人のこと考えて余分に作って持ったものみたいだよ。uwepekerに聞くのがそうだもの。
(34654Aから続く)
okay=an pe ne hike っていったらお母さん、お父さんとお母さんおってそで自分がおって
私たちは暮らしていたのだが、と言ったら父と母がいて自分がいて、
nani puyar kari terke=an w_a ahun=an その、そう今そこ言ったところに行ったら主人が表からなんかやって外にやっていて自分が行ったら、はあ、あんなに評判よかった神様どうして一人で歩いているんだ。家に入って休んでくれ、泊まってくれってそう言ったから、ま…
すぐに私は窓から跳びこんで入った。その、今言ったところに行ったら家の主人が外にいて、そこに自分が行くと、「あんなに評判よかった神様がどうして一人で歩いているんだ。家に入って休んでくれ、泊まってくれ」と言ったから
a=saraha a=riknasuye a=ranasuye 尻尾上さこう上げたりこう下げたりこうやって上こう尻尾こう a=suye と言うこうやって尻尾振ると何でも自分の思ったようになるから Okikurmi Samayunkur にも脅かして笑って様子を見て
私は尻尾を高く振り、低く振り、尻尾を上へ上げたり下げたり、こうやって上へこう、尻尾をこう、私は揺らすと言う。こうやって尻尾を振ると何でも自分の思ったようになるから、オキクㇽミとサマユンクㇽを脅かして笑って様子を見て
orowano i=kopasirota といったらお父さんが熊の皮とか鹿の皮持って内地さ行ってくるから後にいいものを炊いてその horkew に a=kor kamuy って自分の大事な神様だからもの食べさせてやっててお父さんが言ったんだって
(母は)私を罵った。父が熊の皮や鹿の皮を持って本州へ行ってくるから、あとで良い食べ物を作って大事なカムイであるその狼に食べさせてやってくれと父が言ったのだと。
cise kor kur ekimne kusu arpa akusu pinne cucu tuhot*4 matne cucu tuhot と言ったら雄犬が二十匹雌犬二十匹連れてそこの主人がまたぎに行くんだって、そういうのを聞いたけど自分も行こうと思ってたの、朝になったらもう行った行ったという話聞いてびっくりしてまた窓から飛んでいってて後ぼって行ったらすぐ追いついて一緒に行って一緒に行ったけど先に行ってまた大きなカムイの首折ってその主人のとこへ待っておったら
家の主人が山仕事に行くと、雄犬二十匹、雌犬二十匹連れて家の主人が山仕事に行くのを聞いて、(その犬は)自分も行こうと思っていたのだが、朝になってもう(主人は)山へ行ったと聞いて、驚いて窓から飛び出して後を追いかけていくと、すぐに追いついて、一緒に行って、また大きな熊の首を折って主人のところで待っていると
a=e akusu a=esanpesituriri って言ったら、そこの家にいて主人が少し休んでいったら泊まっていったらっていったからそこで窓から飛んで入って休んでおったら今度 patci いっぱいに肉のいいやつ魚のいいやつ patci にいっぱい入れてもってきて自分のそばへ置いてくれたから食べたらすごく気持ちよくて
食べると気持ちが良くなって、と言うのは、家の主人が「少し休んで泊まっていったらいい」と言ったから、窓から飛んで入って休んでいたら、家の主人が鉢いっぱいに良い肉や魚を入れて持ってきてそばに置いてくれて、それを食べるととても良い気持ちになって
sinen ne e kor an といったらお母さんがお父さんもう出かけたの分かったらお母さんこんな畜生こんなものいるために肉もいいとこ食べれない魚もいいとこ食べれないでおったから今から倍もお父さんいない時うまいとこ魚でも肉でも食べてやるからそして horkew に何も食べさせないで自分一人で食べていたんだって、お母さん、そしたらもう何日もお父さん
ひとりで食べていた。母は父が出かけたのをみると、母は「この畜生がいるために肉も魚もおいしいところが食べられないでいたから、これからは父さんがいないときは魚でも肉でもおいしいところを食べてやるから」と、狼には何も食べさせずに自分一人でいいものを食べていた。そうしていたら、もう何日も父は